金沢駅の旧加賀百撰街は今?あんと最新お土産&名店完全ガイド
かつて金沢駅構内でお土産探しの中心地として親しまれていた「加賀百撰街」をご存じでしょうか。旅行や出張で久しぶりに金沢駅を訪れ、「昔あったあの名店街はどこへ行ったのか?」と探している方も少なくありません。現在の金沢駅は、北陸新幹線の延伸とともに劇的な進化を遂げ、ショッピングゾーンも装いを新たにしています。
かつての加賀百撰街は、洗練された商業施設「金沢百番街 あんと」へと生まれ変わり、北陸屈指の銘菓・伝統工芸品・地酒・地元グルメが一堂に会する一大拠点となりました。本稿では、リニューアルの歴史的経緯から、2026年現在の最新フロア事情、絶対に外せない加賀名産品ランキング、効率的な回り方まで、現場目線で分かりやすく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:旧「加賀百撰街」は大規模改装を経て「金沢百番街 あんと」へ改称し、駅直結の利便性と圧倒的な品揃えを誇る名店街として営業中。
- 要点2:老舗和菓子・加賀棒茶・九谷焼・加賀友禅・厳選地酒など、石川・金沢が誇る一流ブランドがワンフロアに集結。
- 要点3:営業時間は物販が8:30〜20:00、飲食が11:00〜22:00(一部店舗を除く)。新幹線改札口の目の前でスムーズな買い物が可能。
【リニューアルの経緯】旧「加賀百撰街」から「あんと」へ受け継がれた魅力
金沢駅の高架化に伴い、1991年に開業したショッピングモール「金沢百番街」。その中で、石川県内の特産品や伝統工芸品を一挙に集約した専門ゾーンが「加賀百撰街」でした。地元客の贈答用としてはもちろん、観光客が旅の締めくくりに立ち寄る定番スポットとして長年愛されてきました。
大きな転機となったのが、2015年春の北陸新幹線金沢開業に向けた駅機能の全面刷新です。これに伴い、加賀百撰街は徹底的なリニューアルを実施。金沢の方言で「ありがとう」を意味する「あんやと」に由来した「金沢百番街 あんと」へと進化を遂げました。
施設名称や内装は現代的かつ情緒ある和モダン空間へ一新されましたが、出店している店舗の本質や温かいおもてなしの精神は当時のまま。加賀・能登の老舗が軒を連ねる構成はそのまま引き継がれ、現在も金沢駅で最も賑わうお土産・飲食エリアとして君臨しています。
【2026年最新】金沢駅で買うべき定番土産&加賀名産品ランキング
数多くの逸品がひしめく中で、何を選ぶべきか迷う方も多いはずです。旅行者からの支持と地元での評価を兼ね備えた、金沢駅のお土産おすすめランキングをまとめました。
第1位:中田屋「きんつば」
金沢のきんつばといえば中田屋。厳選された大納言小豆の粒感を残し、薄焼きの皮で上品に包み込んだ銘菓です。甘さ控えめで小豆本来の豊かな風味が際立ち、世代を問わず喜ばれる鉄板の贈り物です。
第2位:丸八製茶場「献上加賀棒茶」
一番茶の茎を浅く焙じ上げた、澄んだ琥珀色と芳醇な香りが特徴のお茶。昭和天皇へ献上された歴史を持ち、自宅用にもギフトにも最適な上質さを誇ります。
第3位:茶菓工房たろう「タロウのようかん」
チョコレートやピーナッツバター、カカオなど、和と洋を融合させた新感覚のひと口羊羹。スタイリッシュなパッケージと独創的な味わいで、若い世代を中心に人気を集めています。
第4位:森八「長生殿」
寛永2年(1625年)創業の老舗が守り続ける、日本三名菓のひとつ。四国・阿波名産の和三盆糖を用いた落雁で、口に入れた瞬間に広がる上品な口どけは唯一無二です。
第5位:金沢うら田「加賀八幡 起上もなか」
加賀の伝統工芸「加賀八幡起上り」をかたどった愛らしい最中。パリッとした皮の中に上品な小倉餡がぎっしり詰まっており、縁起物としても高い人気を誇ります。
【名店街の歩き方】和菓子から加賀棒茶まで揃う専門店フロア
「あんと」の最大の強みは、金沢市内各地に点在する名店の味を一度に買い回れる点にあります。市内の本店を巡る時間が取れなかった場合でも、主要な金沢の和菓子名店のほとんどが駅ナカに出店しています。
伝統的な落雁を現代風にアレンジした「落雁 諸江屋」や、生姜の風味が効いた伝統煎餅が名物の「柴舟小出」、季節の生菓子が美しい「菓匠 高木屋」など、歴史ある銘菓が一堂に並びます。
お茶の分野では、前述の丸八製茶場をはじめ、地元で親しまれるお茶屋が自慢の茶葉を販売。店頭では焙じたての香ばしい香りが漂い、淹れたてのお茶を試飲しながら好みの焙じ茶や煎茶を選ぶことができます。
【伝統工芸・地酒編】九谷焼・加賀友禅から石川の銘酒まで網羅
金沢が世界に誇る伝統工芸品を駅ナカでじっくり選べるのも「あんと」の大きな魅力です。
色鮮やかな五彩が美しい九谷焼の金沢駅販売店では、格式ある飾り皿や茶器だけでなく、日常使いしやすいモダンな豆皿やマグカップが豊富に並びます。また、繊細な草花模様が目を引く加賀友禅の伝統工芸品コーナーでは、手染めのハンカチやスカーフ、小銭入れなど、実用的な小物が手に入ります。金箔工芸の名店「箔一」では、金箔を使ったコスメや煌びやかな工芸品、さらには名物の金箔ソフトクリームも楽しめます。
地酒コーナーの充実ぶりも見逃せません。「福光屋」「菊姫」「天狗舞」「宗玄」「手取川」など、石川県内各地の蔵元から厳選された純米酒や大吟醸が揃っています。少量サイズの飲み比べセットやおつまみに最適な珍味も充実しており、金沢の地酒お土産選びには最適な環境です。
【構内図とアクセス】営業時間と迷わないための回り方
金沢駅の商業ゾーン「金沢百番街」は、主に以下の3つのエリアで構成されています。
- あんと(旧加賀百撰街):お土産・和洋菓子・伝統工芸品・地酒・飲食ゾーン(改札口正面)
- Rinto(リント):ファッション・コスメ・雑貨・カフェ(コンコース西側)
- あんと西:スーパー・ドラッグストア・クリニック・デイリー飲食店(新幹線高架下西口側)
新幹線や在来線の改札口を出てすぐ目の前にあるのが「あんと」です。金沢駅構内図を意識する際は、「新幹線改札の正面=あんと」と覚えておけば迷う心配はありません。
【基本営業時間】
・ショッピング(お土産・工芸品等):8:30~20:00
・お食事(あんと内 飲食店ゾーン):11:00~22:00(ラストオーダーは店舗により異なる)
※一部の店舗やカフェでは早朝営業を実施している場合があります。
朝8時30分から営業しているため、午前の早い便で出発する際も余裕を持ってお土産を購入できます。夕方以降は新幹線の乗車客でレジが混み合う傾向があるため、出発の30〜40分前にはフロアへ入場しておくのが賢明です。
【2026年最新 金沢駅グルメ】新幹線乗車前に味わいたい絶品名物
「あんと」の奥に位置する飲食エリア「あんと 食処」では、北陸の味覚をその場で堪能できます。
金沢おでんの老舗「黒百合」では、車麩やバイ貝、カニ面(冬季限定)など出汁が染みた具材を地酒とともに味わえます。また、日本海の新鮮な幸を手軽に楽しむなら「金沢まいもん寿司」、ご当地カレーをガッツリ味わいたいなら「ゴーゴーカレー」も出店しています。
さらに、香ばしい甘エビや白えびの天ぷら丼、能登牛を使った贅沢な御膳など、金沢を代表するごちそうが勢揃い。新幹線に乗る直前のランチやディナーに立ち寄ることで、旅の満足度がさらに高まります。
【加賀百撰街】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:昔あった「加賀百撰街」は完全に無くなってしまったのですか?
A1:名称が消滅したわけではなく、北陸新幹線開業に向けた全面リニューアルに伴い「金沢百番街 あんと」へと名称変更・進化しました。当時出店していた主要な老舗銘菓や工芸品店は、現在も「あんと」内で元気に営業を続けています。
Q2:金沢駅ナカで荷物を預けてお土産を選ぶことはできますか?
A2:可能です。金沢駅構内には多数のコインロッカーが設置されているほか、「あんと」内には手荷物預かり所や宅配便カウンター(ヤマト運輸)が設けられています。購入した大量のお土産をまとめて自宅へ直送することも可能です。
Q3:クレジットカードや電子マネー、コード決済は使えますか?
A3:「金沢百番街 あんと」内のほぼ全店舗で、主要クレジットカード、交通系ICカード(Suica、ICOCA等)、各種QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払い等)が利用可能です。スムーズに会計を済ませることができます。
まとめ:金沢駅の「あんと」を制して北陸の旅を最高潮に
「加賀百撰街」の伝統と誇りを受け継ぎ、さらに洗練されたお買い物空間として賑わいを見せる「金沢百番街 あんと」。石川・金沢が長い歴史の中で育んできた和菓子文化、卓越した伝統工芸、豊かな海の幸・山の幸が、このワンフロアに凝縮されています。
営業時間や主要な名店の位置関係を事前に把握しておけば、限られた旅のスケジュールの中でも無駄なく最高のお土産選びが楽しめます。金沢駅を訪れた際は、ぜひ新旧の魅力が詰まった「あんと」へ立ち寄り、心に残る逸品を探してみてはいかがでしょうか。 (出典: 加賀 百 撰 街(Yahoo!ニュース))